サウナ&車中泊の総合満足度:★★☆☆☆ この組み合わせは積極的にはお勧めしにくい
2025年8月某日
青森を抜け、旅はいよいよ秋田県へ。豊かな自然に癒されながらたどり着いた「鹿角市大湯温泉保養センター 湯都里」。ここで私は、サウナ人生で初めての、理解不能な光景を目の当たりにすることになります。それは、サウナーにとって死活問題ともいえる、水風呂にまつわる謎のルールでした。
鹿角市大湯温泉保養センター 湯都里
満足度:★☆☆☆☆ 残念ながらお勧めできない(サウナ目的では)
料金:大人 450円

サウナ
温度は90℃。テレビなし、飲水なし。ごく普通のサウナです。問題は、この後に訪れる悲劇でした。
水風呂
サウナを出て、いざ水風呂へ!と向かうと、そこには信じられない貼り紙が。「かけ水専用」。…え?水風呂なのに、浸かってはいけない?意味が分かりません。しかし、郷に入っては郷に従うのが旅人のマナー。呆然と立ち尽くす私の横で、常連らしきおじいちゃんが、その「かけ水専用」の水風呂にザブンと入っていくではありませんか。もう、何が何だか分かりません。ルールとは一体…。
休憩所
内湯にベンチがあるのみ。水風呂に入れないショックで、ととのうどころではありませんでした。サウナと水風呂はセットで一つ。その片翼をもがれたような気持ちです。ただ、誤解のないように言うと、温泉施設としては素晴らしく、休憩スペースも綺麗でスタッフの方の対応も非常に丁寧でした。あくまで「サウナ目的」で訪れると、私のように混乱する可能性があります。
道の駅 おおゆ
満足度:★★★★☆ お勧めできる!
料金:無料

トイレ
建物が新しく、とても綺麗です。清掃も行き届いており、虫もいません。安心して利用できる、レベルの高いトイレです。




駐車場
広々とした駐車場はほぼフラット。車中泊は10台弱と少なく、驚くほど静かな夜を過ごせました。今回の旅の中でも、トップクラスの安眠環境です。目の前には温泉付きのホテルもあるので、もしかしたら今日のサウナはそちらが正解だったのかもしれません…。

本日のまとめ
「かけ水専用水風呂」の衝撃は、あまりにも大きいものでした。なぜそんなルールが存在するのか、そしてなぜ常連さんはそれを破るのか。謎は深まるばかりです。しかし、車中泊場所の「道の駅 おおゆ」が最高に快適だったのが救いでした。この静けさの中で、今日の混乱した頭をリセットしようと思います。旅は、いつも発見と少しの理不尽でできている。40代、また一つ勉強になりました。