2025年3月某日、京都府の大文字山を登ってきました!
登山って、ただ山を登るだけじゃない。
降りたあとの温泉、サウナ、グルメ、そしてビール――
それ全部ひっくるめて「山旅」。
今回は京都の大文字山を登って、
地元の銭湯「銀水湯」でととのい、
そのあと最高のビールと焼きそばで締めてきました。
ついつい飲んでしまったので、車で仮眠(笑)。
そんな1日をまとめてご紹介します。
■ 大文字山ハイク|京都市内からサクッと登れる絶景スポット
京都・銀閣寺の裏手にそびえ立つ大文字山。標高は466mと、本格的な登山というよりはハイキングに近い感覚で楽しめる山です。街中からのアクセスが良いのに、一歩足を踏み入れればしっかりとした自然を感じられるのが魅力ですね。
登山道は比較的よく整備されていて、普段あまり運動をしていない僕のような40代でも、自分のペースで登れば問題なく楽しめるコースだと感じました。ただ、侮るなかれ。途中にある石段は、なかなかの強敵。人工物の方が足にくるって、なんだか不思議な感覚ですよね。息を切らしながら一歩一歩進むと、徐々に視界が開けてきます。

そして、この山のハイライトは何と言っても「火床(ひしょく)」。毎年8月16日の五山送り火で「大」の字が灯される、あの場所です。ここからの眺めはまさに絶景!眼下に広がる京都の街並みは、まるでジオラマのよう。頑張って登ってきた甲斐があったと、心から思える瞬間です。風が心地よく吹き抜け、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。


「せっかくだから山頂まで行ってみよう」と火床からさらに先へ進んでみたのですが、これが思ったよりも距離があってちょっとびっくり(笑)。事前の下調べって大事ですね。でも、道中の木々の緑や鳥のさえずりに癒されながら、無事に山頂へ到達。山頂はこぢんまりとしていますが、達成感はひとしおです。


■ 登山の後の至福!レトロな銭湯サウナ「銀水湯」で心身をととのえる
たっぷりと汗をかいた後は、お待ちかねのサウナタイム!下山後、一直線に向かったのは、山の麓にある「銀水湯」さんです。昔ながらの佇まいがなんとも味わい深い、地元の方々に長年愛されてきたであろう銭湯。こういう雰囲気、大好きなんですよね。
- サウナ:しっかり熱くて汗がしっかり出る
- 水風呂:キンッキンで気持ちいい
- 外気浴:扇風機と窓からの風が絶妙
派手さはないけれど、サウナ好きのツボをしっかりと押さえた、これぞ「銭湯系サウナ」の完成形。地元の方々の憩いの場にもなっているようで、そのアットホームな雰囲気も相まって、心身ともに深く癒されました。やっぱり、登山の後のサウナは格別ですね!

■ 下山後グルメ①|まずは一杯!「はしもと」で味わう京都の夜とビール
風呂上がり、サウナ上がりといえば、もうこれしかありません。そう、キンキンに冷えたビールです!
銀水湯さんでさっぱりとした後は、近くの「はしもと」さんへ。落ち着いた雰囲気の店内で、まずは生ビールを注文。
歩き疲れた体に、黄金色の液体が染み渡る瞬間…もう、たまりません!一口飲んだだけで、思わず目を閉じてしまうほどの幸福感。これがあるから、登山もサウナもやめられないんですよね(笑)。
ビールと共にいただいた一品料理も、京都らしい上品な味わいで、疲れた体に優しく沁みました。店内の穏やかな空気感も手伝って、登山の興奮とサウナの余韻に浸りながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

■ 下山後グルメ②|〆はこれしかない!「麺匠肉助 焼そばのクチ」の誘惑
ビールと軽いアテでエンジンがかかってきたところで、本日の〆へと向かいます。その名も「麺匠肉助 焼そばのクチ」。もう、店名からして美味しい予感しかしませんよね(笑)。この食欲をそそるネーミングセンス、嫌いじゃありません。
店内に入ると、ソースの香ばしい香りが鼻腔をくすぐります。これは期待大!
運ばれてきた焼きそばは、見た目も美しく、そしてもちろん味も絶品。もっちりとした麺に、濃厚ながらもくどくないソースが絶妙に絡み合います。具材の肉や野菜もたっぷりで、食べ応えも十分。
これがまた、ビールと信じられないくらい合うんです!登山→サウナ→ビール→肉→焼きそばという、欲望の赴くままに組み立てた黄金リレーに、身も心も完全に酔いしれてしまいました。


あまりの美味しさと空腹感に、写真を撮るのも忘れて夢中で食べてしまったのはここだけの話です(笑)。それくらい、満足度の高い〆の一皿でした。
■ 飲んだら乗るな!想定外?いや、これも自由な一人旅の醍醐味!安心の車中泊
さて、美味しい料理とビールで心もお腹も満たされたわけですが、ここで一つ重要な問題が。そう、当然ながら車の運転はできません!
「まあ、最悪そうなってもいいようにキャンピングカーで来たしな」と、当初から薄々気づいてはいましたが(笑)、潔く車中泊を決定です。
コインパーキング停めてあった相棒で、しばしの仮眠を取ることに。登山の疲れと、心地よい満腹感、そしてビールの酔いも手伝って、シートを倒したらあっという間に深い眠りに落ちていました。
ちょっと休憩のつもりが、気づけば朝まで熟睡(笑)。
計画通りに進まないハプニングも、一人旅なら笑い話。むしろ、そんな自由さがキャンピングカー旅の醍醐味ですよね。「飲んだら乗るな」は絶対!ですが、こうして「仮眠」という選択肢が手軽に取れるのは、本当にありがたいことです。
※もちろん、公共交通機関でアクセスして、思う存分お酒を楽しむというのも賢明な選択です!
■ まとめ|大文字山を中心に巡る、40代男の「ととのい山旅」プラン完成!最高の休日がここに!
今回の「大文字山ハイク → 銀水湯サウナ → はしもとで一杯 → 焼そばのクチで〆 → 車中泊」という流れ、正直言って、我ながら完璧なプランだったと自負しています(笑)。
- 街中からすぐの大文字山
- 地元の良さを感じる銀水湯サウナ
- 素朴だけど間違いない京都グルメとビール
これぞまさに、僕が求める「登って、ととのって、自由になる」を体現したような一日でした。
登山って、ただ山に登るだけが目的じゃないんですよね。下山後の温泉やサウナ、美味しい食事、そして時には一杯のお酒…その全てが「山旅」の楽しみであり、次なる活力を与えてくれます。
これから登山を始めてみたいと思っている方、あるいは「最近、なんだか疲れてるな…」「山から遠ざかっていたな…」と感じている同世代のあなた。まずは気軽に登れる大文字山で、自然と街の魅力を満喫し、心と体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。きっと、最高の休日が待っていますよ!
※紹介している登山コースやサウナ施設、車中泊スポットの情報は、記事執筆時点(2025年3月)の内容です。利用条件やルールは変更されることがありますので、お出かけの際は必ず最新情報をご確認の上、自己責任でのご利用をお願いいたします!